ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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唐詩の時代より、詩人数も作品数もはるかに多かったと言われる宋詩。本書では、その時代を大きく北宋と南宋に区分し、おのおの約30人ずつ数作を選ぶ。唐詩選でもおなじみの著者は、当時まだ「やっと宋詩全体の形がおぼろげに見えて来た」と語る気鋭の50代。自分が好きな詩に限って選んだと述べつつ、王安石、黄庭堅、蘇軾、陸游ら、偉大なる詩人たちの名作を訳出し解釈する。巻末につけられた分量・内容ともに充実の「解説」は、親しみやすい文調で書かれた宋詩論であり、また、みずみずしい漢詩概説にもなっている。
北宋(徐鉉
楊徽之
王禹〓(しょう)
寇準
林逋 ほか)
南宋(李彌遜
呂本中
朱弁
曹丕
左緯 ほか)
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