ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
loading...
国土の8割が山という国柄から、日本には世界にも稀な山岳宗教がおこった。陰陽道と仏教が結合して修験道という特殊な信仰ができあがり、これが日本人の宗教の原点を形成したのである。霊山の開祖たち、山伏の厳しい修業、金剛杖・宝冠・法螺貝など彼らの特殊ないでたち(服装・持物)の起源と意味を追いつつ、修験道の歴史とそこにあらわれた精神を、宗教民俗学の泰斗が平明に説く。修験道が、あらゆる庶民信仰を包含しつつ、日本人の特有の宗教文化を作り上げてきたさまが見えてくる名著。(角川書店、初版1980年8月25日、交渉中、文庫468頁)
第1章 山伏の開祖
第2章 山伏の入峯修行
第3章 山伏と聖火
第4章 山伏の服装
第5章 山伏の持物
第6章 山伏の文化
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。