ゾラ・ニール・ハーストン
（ ぞら・にーる・はーすとん ）ゾラ・ニール・ハーストン（Zora Neale Hurston） 1891‐1960年。アメリカ合衆国南部に生まれる。小説家、民俗学者、戯曲家、民族誌家、文化人類学者。４つの小説、2つの民話集、自伝、50作以上の短編のほか、エッセイや戯曲などものこす。主な著作には本書のほか、『ヨナとうごまの木』、『騾馬とひと』、『自伝 路上の砂塵』、『山上の人、モーゼ』、『全短編集』などがあり、中でも『彼らの目は神を見ていた』はベストセラーになった。
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- 定価
-
1,760
円（10％税込）
- ISBN
-
978-4-480-51058-7
- Cコード
-
0114
- 整理番号
-
ハ
-57-1
-
2021/07/08
- 判型
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文庫判
- ページ数
-
464
頁
- 解説
-
今福龍太（予定）
内容紹介
20世紀前半アメリカ合衆国の民俗学者ゾラ・ニール・ハーストン。フランツ・ボアズの弟子であった著者は、南部の黒人民間信仰のフィールドワークを行う一方で、ハーレム・ルネサンスの黒人作家としても活動したが、本書はその著作の中で最も学術的体裁をとった著作である。黒人民話の掘り起こしとともにそれを戯曲化し発表するという、学術研究と口承文学のあわいを行く彼女の手法は、それ自体が「遠い異文化の客観的記述」としての文化人類学に異議を投げかけるものとして、死後30年たって一躍スポットライトを浴びることになった。〈異色の民俗学〉の著作として名高い書である。（Zora Neale Hurston;〔1891年1月7日 - 1960年1月28日〕、Tell My Horse; Voodoo and Life in Hiti and Jamaica, 1938 by Zora Neale Hurston, Renewed 1966 by Joel Hurston, Foreword 1990 by Ismael Reed
目次
第１部 ジャマイカ（雄鶏の巣
カレー・ゴート
猪狩り
通夜の歌
カリブの女たち）
第２部 ハイチの政治と人々（国家の再生
次の百年
黒いジャンヌ・ダルク
ルコントの死）
第３部 ハイチのヴードゥー（ヴードゥーの神々
ゴナーヴ島
アルカーエと、その意味するところ
ゾンビ
セクト・ルージュ
パルレー・シュヴァル・ウ（わが馬よ、語れ）
墓場の土、その他の毒
ドクター・リザー
神とホロホロ鳥）
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