A・J・エイヤー
( あるふれっど・じゅーるず・えいやー )A・J・エイヤー(Alfred Jules Ayer)1910-1989年.イギリスの哲学者。論理実証主義を代表する一人。著書に『経験的知識の基礎』『知識の哲学』『哲学の中心問題』『ヒューム』『ヴォルテール』など多数がある。
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1,320
円978-4-480-51060-0
0110
-16-1
2022/02/09
文庫判
320
頁未定
初期論理実証主義の代表作。哲学的に意味のある命題を〈分析的命題〉か〈経験的仮説〉に限り、そのどちらでもないようなものをナンセンスな形而上学として追放しようと試みる。現代の分析哲学はもちろん本書よりずっと洗練されてはいる。しかし、その問題意識のわかりやすさ、日常的で平易な例を使った明快な言葉遣いなどを鑑みるに、歴史的な意義があるだけでなく、今でも「哲学入門」としての価値を失わない一冊。
第1章 形而上学の除去
第2章 哲学の機能
第3章 哲学的分析の本質
第4章 ア・プリオリなもの
第5章 真理と確からしさ
第6章 倫理学と神学との批判
第7章 自己と共通世界
第8章 哲学上の主要な論争の解決
序論
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