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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51060-0

Cコード

0110

整理番号

-16-1

2022/02/09

判型

文庫判

ページ数

320

解説

未定

内容紹介

初期論理実証主義の代表作。哲学的に意味のある命題を〈分析的命題〉か〈経験的仮説〉に限り、そのどちらでもないようなものをナンセンスな形而上学として追放しようと試みる。現代の分析哲学はもちろん本書よりずっと洗練されてはいる。しかし、その問題意識のわかりやすさ、日常的で平易な例を使った明快な言葉遣いなどを鑑みるに、歴史的な意義があるだけでなく、今でも「哲学入門」としての価値を失わない一冊。

目次

第1章 形而上学の除去
第2章 哲学の機能
第3章 哲学的分析の本質
第4章 ア・プリオリなもの
第5章 真理と確からしさ
第6章 倫理学と神学との批判
第7章 自己と共通世界
第8章 哲学上の主要な論争の解決
序論

著作者プロフィール

吉田夏彦

( よしだ・なつひこ )

1928年生まれ。哲学者。北海道大学助教授、東京工業大学教授、お茶の水女子大学教授、立正大学教授などを歴任し、現在東京工業大学名誉教授。著書に『現代哲学の考え方』(講談社現代新書、1969年)、『相対主義の季節』(角川選書、1977年)、『デジタル思考とアナログ思考』(NHKブックス、1990年)、『論理と哲学の世界』『記号論』(ちくま学芸文庫、2017年)など多数。

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