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ちくま学芸文庫

モダニティと自己アイデンティティ

——後期近代における自己と社会

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51063-1

Cコード

0136

整理番号

-32-1

2021/08/10

判型

文庫判

ページ数

496

解説

内容紹介

現代を近代が徹底化した状況と捉え、そのなかで「自己アイデンティティ」のあり方がいかに変容を迫られてきたのかを論じる。近代のグローバル化によって初めて、個人は特定の場所から切り離されて、グローバルな社会と相互に繋がるようになった。常に新たな情報に開かれ、継続的な変化が前提となる近代社会において、個々人は多種多様な、しかし根拠のない選択を、日常的に迫られている。そうした不安のなかで、私たちはどのように自己アイデンティティを構築しているのか。「ライフ・ポリティクス」「脱埋め込みメカニズム」「再帰的プロジェクト」といった独自の概念装置を組み上げ、今を生きる私たちの生きづらさを読み解いた現代的古典。

目次

第1章 ハイ・モダニティの輪郭
第2章 自己:存在論的安心と実存的不安
第3章 自己の軌跡
第4章 宿命、リスク、安心
第5章 経験の隔離
第6章 自己の苦難
第7章 ライフ・ポリティクスの登場

著作者プロフィール

アンソニー・ギデンズ

( あんそにー・ぎでんず )

1938年生まれ、イギリスの社会学者。ハル大学卒業。ケンブリッジ大学教授(1985-97年)、LSE学長(1997-2003年)を経て、現在、英国貴族院議員、LSE名誉教授。主な訳書に『親密性の変容』、『第三の道』、『社会学(第五版)』などがある。

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