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定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51112-6

Cコード

0142

整理番号

-36-2

2022/03/10

判型

文庫判

ページ数

176

解説

内容紹介

「不思議と当たっているんですよ」、現代の物理学者がアインシュタインの理論(予想)に対して、しばしばこのように評するのを耳にする。実験方法、実験器具の発達で、当初予想でしかなかった事柄が、次々と検証され、理論として確立されてきたからだ。この独創的な理論を生み出した研究方法や態度は何か。少年時代から執筆時の67歳までの歩んできた思索の跡を振り返り、思考の源泉を自ら語るアインシュタイン唯一の自伝。生い立ちと哲学、十九世紀物理学とその批判、量子論とブラウン運動、特殊相対性理論、一般相対性理論、量子力学の統計的解釈批判、統一場理論予想等を詳らかにする。写真多数収録。

目次

1 助走の時代
2 ニュートンの力学、マクスウェルの電磁気学
3 量子論の芽生え期
4 ブラウン運動とミクロの世界
5 相対論(相対性理論)の着想
6 相対論の一般化
7 量子論への思い
8 統一場理論の遠望
アインシュタイン略年譜

著作者プロフィール

アルベルト・アインシュタイン

( あいんしゅたいん,あるべると )

1879-1955年、ドイツ生まれの理論物理学者。チューリヒ工科大学を卒業後、スイス特許局に就職。勤務のかたわら理論物理学の研究を続け、1905年にはブラウン運動、特殊相対性理論、光量子仮説等にかんする重要論文を立て続けに発表した。このときの論文によって光電効果の理論的な説明付けに成功し、1921年にノーベル物理学賞を受賞。

渡辺正

( わたなべ・ただし )

渡辺 正:1948年鳥取県生まれ。東京大学大学院博士課程修了(工学博士)。東京大学生産技術研究所教授を経て、現在同大学名誉教授。専門は、物理化学・環境科学。著訳書多数。

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