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定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51125-6

Cコード

0136

整理番号

-24-1

2022/06/09

判型

文庫判

ページ数

544

解説

内容紹介

共働き家庭は、とにかく時間がない。本書には、仕事と子育ての両立に悩む30人近くの働く母親が登場。子どもや家庭を犠牲にしながらも、常に前向きに厳しい現実と格闘する姿を描く。共感を呼ぶ内容でありながら、ワークライフバランスに関する学術書としても秀逸。

目次

第1部 時間について―家族の時間がもっとあれば(「バイバイ」用の窓
管理される価値観と長い日々
理想だけの子育て支援
家族の価値と逆転した世界)
第2部 役員室から工場まで―犠牲にされる子どもとの時間(職場にささげること
母親という管理職
「私の友達はみんなワーカホリック」―短時間勤務のプロであること
「まだ結婚しています」―安全弁としての仕事
「見逃したドラマを全部見ていた」―時間文化の男性パイオニアたち
もし、ボスがノーと言ったら?
「大きくなったら良きシングルマザーになってほしい」)
第3部 示唆と代替案―新たな暮らしをイメージすること(第三のシフト
タイムバインドを回避する
時間をつくる)

著作者プロフィール

A・R・ホックシールド

( あーりー・らっせる・ほっくしーるど )

A.R.ホックシールド Arlie Russell Hochschild 1940年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。翻訳書に『管理された心――感情が商品になるとき』(世界思想社)『壁の向こうの住人たち』(岩波書店)『セカンド・シフト―― 第二の勤務 アメリカ共働き革命のいま』(朝日新聞社)がある。

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