チャールズ・テイラー
( ちゃーるず・ていらー )チャールズ・テイラー(Charles Taylor):1931年、カナダ生まれ。オックスフォード大学にて博士号(哲学)取得。マギル大学名誉教授。自己論や道徳論から、言語論、宗教論など幅広く論じ、テンプルトン賞、京都賞などを受賞。ケベック新民主党の結成にも参加した。著書に『ヘーゲルと近代社会』『自我の源泉』『今日の宗教の諸相』『世俗の時代』など多数。
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1,210
円978-4-480-51160-7
0112
-16-1
2023/03/09
文庫判
256
頁個人主義、穏やかな専制といった危機のもとで、自由で民主的な社会の存続のために何が求められているのか。個人主義をたんに拒否するのではなく、真に望ましい「個人」と「自由」の在り方を描き出す。ラジオ番組での講義をもとにしており、入門にも適している。コミュニタリアンとして知られる著者であるが、その評価が妥当であるかを再検討するうえでも、「リベラリズムvsコミュニズム」論争を再検討するうえでも重要な一冊。
第1章 三つの不安
第2章 かみ合わない論争
第3章 ほんものという理想の源泉
第4章 逃れられない地平
第5章 承認のニード
第6章 主観主義へのすべり坂
第7章 闘争は続く
第8章 より繊細な言語
第9章 鉄の檻?
第10章 断片化に抗して
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