上野健爾
（ うえの・けんじ ）上野 健爾（うえの・けんじ）：1945年熊本県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は複素多様体論。京都大学名誉教授。法政大学大学院工学研究科教授。日本数学協会会長。著書：『代数幾何入門』、『代数入門』、『円周率が歩んだ道』(以上岩波書店)、『円周率πをめぐって』、『複素数の世界』（以上日本評論社)ほか多数。
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内容紹介
文化・社会、そして科学のなかではたす数学の役割を、他ジャンルのさまざまなテーマの中で考察していく広い意味での応用数学入門。微分積分、指数対数、三角関数を中心に自然科学・社会科学についての具体的な応用場面がまとめられ、近接領域での考え方の溝を埋めるのに適した記述がなされている。数学と物理学、経済学など近接分野の専門家が、自分の視野を広げるのに適した一冊とも言える。高校生以上から理解可能。
目次
１章 大きい数、小さい数（万物は数である
数の表示法
大きな数
大きい数、小さい数の表し方
ゾウリムシ ほか）
２章 測定と単位（単位
地球を測る
振り子
牛乳パックと等周問題
円周率を測ろう ほか）
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