loading...

定価

2,090

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51182-9

Cコード

0110

整理番号

-3-9

2023/05/10

判型

文庫判

ページ数

720

解説

内容紹介

中国文学においてつねに主流・精髄と位置付けられてきた「詩文」。本書は吉川幸次郎が学術誌・教養誌他に書き残したものを集めたものながら、先秦から唐宋を経て近代まで歴史順に丁寧にセレクト・編集されており、各文章も平明で読みやすい。筑摩叢書では上・下分冊になっていたものを学芸文庫版ではあえて一冊にまとめ、詩文の変遷を総覧しつつ学ぶことができるものとしたい。〔筑摩叢書、上・下巻、1967年10月・11月、文庫換算736頁〕

目次

序 一つの中国文学史
先秦

三国
六朝


元明

近代 魯迅について
終章 中国の古典と日本人

著作者プロフィール

吉川幸次郎

( よしかわ・こうじろう )

1904年、神戸市に生まれ、1980年、没。1923年京都帝大文学科に入学、支那文学を専攻。28年中国に留学、31年帰国。同年、東方文化学院(京都大学人文科学研究所東方学研究部)の研究員となり16年間をすごす。47年京都大学教授。この間、数々の著書を発表、日本の中国文学の普及に大きく貢献、芸術院会員、文化功労者となる。主な著書に、『尚書正義』、『杜甫私記』、『読書の学』、『仁斎・徂徠・宣長』、『吉川幸次郎全集』(全27巻+別巻1)などがある。

高橋和巳

( たかはし・かずみ )

精神科医。医学博士。1953年生まれ。福島県立医科大学卒業後、東京医科歯科大学神経精神科に入局。大脳生理学・脳機能マッピング研究を行う。都立松沢病院で精神科医長を退職後、都内でクリニックを開業。カウンセラーの教育にも熱心で、スーパーヴィジョンを行っている。著書に『「母と子」という病』(ちくま新書)、『子は親を救うために「心の病」になる』『人は変われる』(ちくま文庫)、『新しく生きる』『楽しく生きる』(共に三五館)等がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本