loading...

ちくま学芸文庫

ニューメディアの言語

——デジタル時代のアート、デザイン、映画

定価

2,420

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51186-7

Cコード

0170

整理番号

-51-1

2023/07/06

判型

文庫判

ページ数

752

解説

内容紹介

新旧メディアの連続と断絶。犀利な視線でニューメディアの論理を分析し、視覚文化の変貌を捉える。マクルーハン以降、最も示唆に富むメディア史。
===
デジタル・テクノロジーの登場と進展は、既存のメディアを変えただけでなく、独自のメディアも生み出した。それは1990年代からいっそう顕著となる。本書は、〈ニューメディア〉を特徴づける原則を抽出し、デジタル・マテリアリズムとでも呼ぶべき方法で、体験を構成する諸概念を鮮やかに分析。また同時に、視覚文化の変貌を歴史的に位置づけていく。ニューメディアにおいては、いかなる論理がその発展を駆動しているのか、そして映画に代表される旧来の文化的形態との連続と断絶とは──。犀利な視線を通して新たな美学が示される。マーシャル・マクルーハン以降、最も示唆に富むメディア史。
===

新たな文化的論理の作動
視覚文化の変貌に迫った21世紀の古典

===

【目次】
序文(マーク・トライブ)
プロローグ―ヴェルトフのデータセット
謝辞

イントロダクション Introduction
第1 章 ニューメディアとは何か? What Is New Media?
第2 章 インターフェース The Interface
第3 章 オペレーション The Operations
第4 章 イリュージョン The Illusions
第5 章 フォーム The Forms
第6 章 映画とは何か? What Is Cinema?

訳者あとがき  
文庫版訳者あとがき
索引

目次

イントロダクション
第1章 ニューメディアとは何か?
第2章 インターフェース
第3章 オペレーション
第4章 イリュージョン
第5章 フォーム
第6章 映画とは何か?

著作者プロフィール

レフ・マノヴィッチ

( れふ・まのヴぃっち )

レフ・マノヴィッチ(Lev Manovicha): 1960年モスクワ生まれ。ニューメディアの理論家・批評家・アーティスト。現在、ニューヨーク市立大学大学院センター教授。美術、建築、コンピュータ・プログラミングを学んだ後、1981年にニューヨークに移る。CGのオペレーターとして働きつつ、実験心理学、美術史、映画理論などを学び、1993年にロチェスター大学から博士号を取得。著書・論文多数。 

堀潤之

( ほり・じゅんじ )

堀 潤之(ほり・じゅんじ):1976年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。関西大学文学部教授。専門は映画研究・表象文化論。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本