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定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68411-0

Cコード

0211

整理番号

387

2021/10/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

双極性障害、統合失調症、うつ病、認知症……。「こころの病気」とされるものにはいろんな種類があるが、しかし、そもそもどこからが「こころの病気」なのだろうか。また、それを扱う精神医学とはいったいどんな専門領域で、結局何ができるのだろうか? 具体的な病気を広く見渡しながら、精神医学の「そもそも」を問い直す。

目次

第1部 今の精神医学はどうなっているのか(こころの病気はひとつではない
自閉スペクトラム症、知的能力障害、注意欠如・多動症
統合失調症、双極性障害、うつ病
不安症、強迫症
心的外傷後ストレス障害(PTSD)、適応障害、解離性健忘、身体症状症 ほか)
第2部 精神医学とはそもそも何なのか(精神医学とは対人援助である
精神医学の守備範囲「外」
精神医学の守備範囲を考える
病気と医療の関係
精神医学はどこを目指すべきか)

著作者プロフィール

村井俊哉

( むらい・としや )

1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。専門は臨床精神医学一般、行動神経学、高次脳機能障害の臨床。マックスプランク認知神経科学研究所、京都大学医学部附属病院助手などを経て、現在、京都大学大学院医学研究科教授。著書に『人の気持ちがわかる脳』(ちくま新書)、『精神医学の概念デバイス』(創元社)、『統合失調症』(岩波新書)など多数がある。

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