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ちくまプリマー新書

富士山はいつ噴火するのか?

——火山のしくみとその不思議

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68432-5

Cコード

0244

整理番号

406

2022/07/05

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

日本には活火山が111ある。火山からマグマが噴き出るのが噴火だが、ここ数十年ものすごい勢いでマグマが噴き出る規模の噴火は起きていない。ただ、常時火山灰を排出し続けている桜島の噴火や最近では、御嶽山の噴火が記憶に新しい。歴史をふり変えると1世紀の間に複数回の大噴火に見舞われることも珍しいことではない。最近の「大規模な噴火」は1977年の有珠山噴火、「非常に大規模な噴火」になると1923年の桜島噴火まで遡る。確率的にはそろそろ大規模な噴火が起きてもおかしくない。特に富士山はもうすぐ噴火するかもしれない……。富士山が火山であることは忘れがちだが、その地下には大きなマグマだまりがあるという。日本の象徴でもあり、ちょっと特別な山(心情的にもだが、独立した高い山というのはとても珍しいのでそういう意味でも特別)富士山について、基本的な火山のしくみについて、また、噴火シミュレーションで富士山が大噴火した場合どんな影響があるか(かなり広範囲の降灰で東京の都市機能は停止するだろう)などを解説。

目次

第1章 富士山は特別な火山なのか?
第2章 富士山は他の火山とどういう関係があるのか?
第3章 富士山は活発といえるのか?
第4章 富士山の次の噴火はいつ起きるのか
第5章 富士山の溶岩はどこまで流れるか
第6章 富士山の火山灰はどのくらい危険なのか

著作者プロフィール

萬年一剛

( まんねん・かずたか )

1971年横浜市生まれ。神奈川県立横浜緑ヶ丘高校卒業までは天文少年だったが、数学の才能無く天文学は断念。地質学を専攻した筑波大学大学で伊豆大島や浅間山の野外実習を経験し火山の魅力にはまり、火山研究の道に。九州大学博士(理学)。98年より神奈川県温泉地学研究所所属。南フロリダ大学客員研究員(2010-11)、日本火山学会理事(2014-20)。

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