loading...

ちくまプリマー新書

ネットはなぜいつも揉めているのか

日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。

定価

1,012

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68483-7

Cコード

0236

整理番号

458

2024/05/08

判型

新書判

ページ数

272

解説

内容紹介

日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。

そして誰も何も言えなくなった――
キャンセルカルチャー、テキストコミュニケーションの困難、
入り乱れ矛盾する「公共性」、陰謀論とフェイクニュース、
シニカルな勘繰り、分断と無関心…終わりのない論戦。
「炎上」を経験したメディア社会論者が分析。

日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、
ネットユーザーは毎日のように言い争っている。
他人が許せないのは、対話が難しいのはなぜか。
物事の見え方に違いが生まれるのはなぜなのか。
背景にある社会やメディアのあり方を考える。

・ネット上のコミュニケーションがうまくいかない社会的背景、構造的問題を丁寧に解説
・SNS上で議論になっているトピックの論点がわかる
・ネットを超えた社会の政治的対立についてもわかる
・SNSとの付き合い方を見直したくなる
・ネットに疲れている、なのに見ずにはいられない方は必読

目次

第1章 「表現の自由」をめぐる闘争
第2章 ソーシャルメディアの曖昧さと「権力」
第3章 エコーチェンバーの崩壊と拡大する被害者意識
第4章 「不寛容な寛容社会」とマスメディア批判
第5章 二つの沈黙、二つの分断
終章 単純さと複雑さのせめぎ合い

著作者プロフィール

津田正太郎

( つだ・しょうたろう )

津田 正太郎(つだ・しょうたろう):1973年大阪府生まれ。慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授。1997年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、2001年サセックス大学大学院(Media Studies, MA)修了、2003年慶應義塾大学大学院法学研究科単位取得退学。財団法人国際通信経済研究所、法政大学社会学部教授を経て現職。主な著作に『ナショナリズムとマスメディア――連帯と排除の相克』(勁草書房)、『メディアは社会を変えるのか――メディア社会論入門』(世界思想杜)などがある。

お詫びと訂正

2024年5月10日発行の津田正太郎著『ネットはなぜいつも揉めているのか』(ちくまプリマー新書)第1刷に誤りがありました。下記の通り訂正し、お詫び申し上げます。

p.230
【誤】NPO(非営利団体)
【正】一般社団法人

【誤】公的な助成金
【正】自治体からの事業委託金

p.231
【誤】NPO
【正】営利追求を目的としない一般社団法人

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくまプリマー新書」でいま人気の本

いま話題の本