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ちくまプリマー新書

漢字の歴史

——古くて新しい文字の話

時代や人が見えてくる

3000年前中国で誕生した漢字。その数20万字と言われる。時々の人間の営為を反映し表出し試行錯誤しながら、今なお変わり続ける漢字の歴史を解き明かす。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68922-1

Cコード

0280

整理番号

219

2014/09/08

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

そもそもは中国語を表す文字だった漢字。その漢字と日本語という本来は異質なものがどう融合してきたのだろうか。試行錯誤の歴史を解き明かす。

目次

第1章 文字とはなんだろう(そもそも文字とは
文字の造られ方 ほか)
第2章 漢字とはなんだろう(漢字の起源
漢字とはなんだろう ほか)
第3章 国境を越える漢字(漢字、国境を越える
日本にやってきた漢字 ほか)
第4章 日本語に入った漢字(漢字音とは
万葉仮名 ほか)
第5章 文字資料で見てみよう(文字資料の残され方・失われ方
日本に残っている文字の資料)

著作者プロフィール

笹原宏之

( ささはら・ひろゆき )

1965年東京都生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授。経済産業省の「JIS漢字」、法務省法制審議会の「人名用漢字」、文部科学省・文化庁文化審議会国語分科会の「常用漢字」などの制定・改正に携わる。著書に『日本の漢字』(岩波新書)、『訓読みのはなし 漢字文化圏の中の日本語』(光文社新書)、『漢字に託した「日本の心」』(NHK出版新書)、『訓読みのはなし 漢字文化と日本語』(角川ソフィア文庫)などがある。『国字の位相と展開』(三省堂)により第35回金田一京助博士記念賞を受賞。

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