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シリーズ・全集

上林暁全集 3

——小説三

定価

6,820

(10%税込)
ISBN

978-4-480-70453-5

Cコード

0393

整理番号

2000/08/10

判型

A5変判

ページ数

426

解説

内容紹介

入退院を繰り返す妻と幼な児三人を抱え、生活は困窮する。そして太平洋戦争勃発。公私ともに慌しいなか、活発な創作活動は続く。第四~第六創作集『野』『悲歌』『流寓記』を中心に二十六篇収録。

目次

ふるさとびと
林檎汁
鮠のたより

少女
冬主義者
あかね食堂
散歩者
花の精
妻の身〔ほか〕

著作者プロフィール

上林暁

( かんばやし・あかつき )

上林暁(かんばやし・あかつき):1902年、高知県生まれ。東京大学英文科卒業後、改造社に入社。初の短編集『薔薇盗人』を刊行後、作家生活へ入る。妻の病、戦争による生活環境の悪化をくぐりぬけ作品を発表し続ける。主な著作に「聖ヨハネ病院にて」「野」「春の坂」「星を撒いた街」などがある。「白い屋形船」で読売文学賞、「ブロンズの首」で川端康成文学賞を受賞。1980年逝去。

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