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シリーズ・全集

坂口安吾全集 2

——狼園 吹雪物語 閉山 他

定価

8,800

(10%税込)
ISBN

978-4-480-71032-1

Cコード

0393

整理番号

1999/04/23

判型

A5変判

ページ数

608

解説

内容紹介

花の下には風ばかり。作家の全著作をジャンルに依らず生成発表順に編集。第2巻は、1936年1月~1938年12月を収録。

目次

狼園
禅僧
不可解な失恋に就て
流浪の追憶
雨宮紅庵
牧野さんの死
牧野さんの祭典によせて
現実主義者
母を殺した少年
文芸時評〔1936.9.27~10.2〕〔ほか〕

著作者プロフィール

坂口安吾

( さかぐち・あんご )

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

柄谷行人

( からたに・こうじん )

1941年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒、同大学大学院英文科修士課程修了。文芸批評家・思想家。元・法政大学教授。1969年、群像新人文学賞評論部門を受賞しデビュー。以後、日本近代文学への犀利な批評や、マルクス・カントらの独創的読解、交換様式論に基づく世界史論など、多彩な執筆活動を続け、国際的な評価も高い。主な著書に『定本 日本近代文学の起源』『トランスクリティーク』『世界史の構造』などがあり、著作集に「定本 柄谷行人集」(全五巻)がある。

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