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定価

6,380

(10%税込)
ISBN

978-4-480-71092-5

Cコード

0393

整理番号

1998/10/15

判型

A5変判

ページ数

528

解説

内容紹介

旧全集の刊行から二十年。新たに発見された創作や映画台本の生原稿二七〇枚をはじめ、未発掘だった少女小説三十三編を網羅した待望の決定版全集。尾崎翠とその文学の知られざる全貌が明らかになる。

目次

琉璃玉の耳輪
映画漫想1~6
モレラ(翻訳エドガア・アラン・ポオ作)
「牛肉と馬鈴箸」の読後
素木しづ子氏に就いて
岸上氏の歌
佐伯新一郎氏の歌
異性間の友情について
「蒼馬を見たり」評
「悪魔」寸感〔ほか〕

著作者プロフィール

尾崎翠

( おさき・みどり )

1896-1971。鳥取の生まれ。女学校時代に「文章世界」へ投稿を始める。故郷での代用教員ののち上京、日本女子大に入学、「無風帯から」を発表。女子大中退後、文学に専念、「アップルパイの午後」「第七官界彷徨」で一部の注目をあびる。昭和7年の帰郷後、音信を絶つ。戦後一時、行商をしていた。ついで老人ホーム。「第七官界彷徨」があらためて発見されたのちも、面会を固辞、ひっそりと死去。

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