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シリーズ・全集

中野重治全集 3

——五勺の酒

定価

8,971

(10%税込)
ISBN

978-4-480-72023-8

Cコード

0393

整理番号

1996/06/20

判型

A5判

ページ数

466

解説

内容紹介

戦後十年間の全短篇集。天皇制問題の民衆感覚による再検討を提起して反響を呼んだ「五勺の酒」をはじめ、戦時下の生活と軍隊経験、国の被占領状態と革命運動内部のゆがみ、国会の動きと庶民生活の変化などをえがいて、複雑な時代を照らしだす。

目次

五勺の酒
太鼓
おどる男
軍楽
柳のたなばた
夜と日の暮れ
吉野さん
よごれた汽車
アンケート断片
写しもの
樟脳と新かな
第三班長と木島一等兵
角力取ろうの国
その身につきまとう
焼酎とファシズム
男いとこ
米配給所は残るか
秋の一夜
広重
司書の死
空白
公正への誘惑
湯屋と温泉
荒れた屋敷
親との関係

ある五十台の男
孫とおばば
指輪
軒さき
萩のもんかきや
ヒサとマツ

著作者プロフィール

松下裕

( まつした・ゆたか )

1930年生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒業。著書に『チェーホフの光と影』『ロシアの十大作家』ほか、訳書に『チェーホフ全集』全12巻『チェーホフ・ユモレスカ』全3巻、『チェーホフ短篇集』ほか。

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