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シリーズ・全集

柳田國男全集29 昭和8~11年

——昭和8~11年

定価

8,140

(10%税込)
ISBN

978-4-480-75089-1

Cコード

0339

整理番号

2002/07/22

判型

A5判

ページ数

624

解説

内容紹介

民俗採集と言葉・農村生活と産業組合・村の生活史を語る・昔話の分類に就て・昔話採録様式・郷土研究と民俗学・八戸地方の昔話・交易の原始形態など、定本未収録論考は93編。

目次

民俗採集と言葉
農村語彙・序
おかちん三題
常民婚姻史料・緒言
年中行事調査標目・緒言・後記
我々の求むるもの
序・「種子島方言集」故鮫島松下
国学院大学方言学会
故人寄贈の桜悲し
喜談小品〔ほか〕

著作者プロフィール

柳田國男

( やなぎた・くにお )

柳田 國男:(1875―1962)兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。

伊藤幹治

( いとう・みきはる )

伊藤 幹治(いとう みきはる):1930年、東京都出身。国立民族学博物館教授、成城大学教授、成城大学民俗学研究所所長を歴任。国立民族学博物館名誉教授。第一回澁澤賞・第一八回南方熊楠賞受賞。著書に『稲作儀礼の研究──日琉同祖論の再検討』『柳田国男──学問と視点』『沖縄の宗教人類学』『家族国家観の人類学』『贈与交換の人類学』『柳田国男と文化ナショナリズム』『日本人の人類学的自画像──柳田国男と日本文化論再考』『柳田国男と梅棹忠夫──自前の学問を求めて』等がある。2016年、没。

後藤総一郎

( ごとう・そういちろう)

後藤 総一郎(ごとう そういちろう):1933年、長野県生まれ。明治大学経済学部教授、柳田國男記念伊那民俗学研究所初代所長等を歴任。市民講座「常民大学」を主宰。主な著書に『遠山物語 ムラの思想史』『柳田国男論』『柳田学の地平線 信州伊那谷と常民大学』等がある。2003年没。

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