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シリーズ・全集

田中美知太郎全集(増補決定版)18

——哲学談義とその逸脱 プラ

定価

6,820

(10%税込)
ISBN

978-4-480-75418-9

Cコード

1310

整理番号

1988/05/24

判型

菊判

ページ数

544

解説

内容紹介

現代日本に流行する感覚主義・身体論的風潮に幼児崇拝にも似た日本文化の弱点を直感して、その克服を模索提言した遺著ともいうべき著作ほかを収める。

目次

哲学談義とその逸脱(ペン大会を傍観して
さかしらは智慧にあらず
理性をめぐっての彷徨
上原専禄の場合
ロゴスとロゴス的なものと)
プラトン『饗宴』への招待(エロースをテーマに
バイドロス演説の概要
愛のために死ぬ
アプロディーテーとエロース―天上的なもの地上的なもの
アリストパネスからアガトンへ
ソクラテスの発言―レトリック批判の立場
美と善―幸福を求めて ほか)
ヨーロッパの心(哲学と古典
現代は新しい理性を求める
トインビー氏をかこむ討論会で
博識の饗宴―高津春繁『古典ギリシア』を読む
アリストパネスの世界
ゲーテの価値 ほか)

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