内藤湖南
（ ないとう・こなん ）慶応2（1866）―昭和9（1934）年。本名、内藤虎次郎。東洋史学者。秋田県生まれ。秋田師範学校高等師範科卒業後、小学校訓導となるが、二年後上京。「明教新誌」「三河新聞」「日本人」「亜細亜」などの記者を経て「大阪朝日新聞」主筆となる。この間中国問題の研究を重ねる。明治40年、京都帝国大学史学科創設の際に招かれ、東洋史学講座を担当、のち教授。博学で著書多く、主著に『近世文学史論』『東洋文化史研究』『日本文化史研究』『支那史学史』などがある。
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内容紹介
東洋史から日本史まで広く深い造詣をもつ碩学・内藤湖南の全貌を集大成。第３巻に収録した第二次大阪朝日在社時代に書いた署名論説の残りとその他の所載論文、明治３１年から晩年に至る雑誌・新聞・講演などで発表した時事論を収録。
目次
「大阪朝日新聞」所載論説
「大阪朝日新聞」所載雑文
時事論
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