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シリーズ・全集

ミシェル・フーコー講義集成10 主体性と真理

——コレージュ・ド・フランス講義1980-1981年度

講義集成、遂に完結!

古代ギリシア・ローマとキリスト教の間で性の経験はどう変化したのか。古代文献の精緻な読解から性、主体、真理をめぐる経験の特質に迫る。講義集成、遂に完結!

定価

6,930

(10%税込)
ISBN

978-4-480-79050-7

Cコード

1310

整理番号

2025/12/15

判型

A5判

ページ数

400

解説

内容紹介

性道徳が変わらずとも、それを生きる主体の真理は変わっていく――。古代の性道徳はいかなる仕方で経験されてきたのか。古代ギリシア・ローマとキリスト教とでは性の経験がどう変化したのか。古代文献の精緻な読解によって、フーコーは性、主体、真理をめぐる経験の変容を浮き彫りにする。

目次

緒言
1981年1月7日の講義
1981年1月14日の講義
1981年1月21日の講義
1981年1月28日の講義
1981年2月4日の講義
1981年2月11日の講義
1981年2月25日の講義
1981年3月4日の講義
1981年3月11日の講義
1981年3月18日の講義
1981年3月25日の講義
1981年4月1日の講義
講義要旨
講義の位置づけ
訳者解説
索引

著作者プロフィール

ミシェル・フーコー

( ふーこー,みしぇる )

ミシェル・フーコー(Michel Foucault):1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1970年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。著書に『精神疾患とパーソナリティ』、『狂気の歴史』、『臨床医学の誕生』、『言葉と物』、『知の考古学』、『監視と処罰』、『性の歴史』がある。

清水雄大

( しみず・ゆうだい )

清水 雄大(しみず・ゆうだい):1985 年生まれ。現在、獨協大学他非常勤講師。リール大学博士課程修了。博士(哲学)。主な訳書に、ティフェーヌ・サモワイヨ『評伝ロラン・バルト』(共訳、水声社)など。

坂本尚志

( さかもと・たかし)

坂本 尚志(さかもと・たかし):1976年生まれ。現在、京都薬科大学准教授。ボルドー第三大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。著訳書に『バカロレアの哲学』(日本実業出版社)、フィリップ・サボ『フーコー『言葉と物』を読む』(明石書店)など。

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