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単行本

形見の声

——母層としての風土

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81406-7

Cコード

0095

整理番号

1996/11/20

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

日本の風土の魂とはどういう姿であったのか。この近代に向けて聞えてくる形見の声とはどのような声音なのか。文字に書かれぬ哲学を生きる人びとの繊細で豊饒な世界にその声を聴く。

目次

うすねぎりの塚
岩のことば
佐渡紀行
お人形さんと彼岸花
歌垣の声
幻境
幻境 夢のしらせ
「ふうこ」という犬
菫たちへ
自転車に乗った人〔ほか〕

著作者プロフィール

石牟礼道子

( いしむれ・みちこ )

石牟礼 道子(いしむれ・みちこ):1927-2018年。作家。熊本県天草郡に生まれ水俣市に育つ。69年『苦海浄土――わが水俣病』を刊行。73年マグサイサイ賞、86年西日本文化賞を受賞。93年に本作『十六夜橋』で紫式部文学賞受賞。2001年度朝日賞受賞。02年『はにかみの国――石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。他の著書に『アニマの鳥』『椿の海の記』『石牟礼道子全集 不知火』などがある。

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