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単行本

木挽町月光夜咄

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81511-8

Cコード

0095

整理番号

2011/11/10

判型

四六変判

ページ数

272

解説

内容紹介

あけてしまった玉手箱の中に、木挽町という町があって、そこに曾祖父が営む鮨屋があった。一代で消えた幻の店を探すうち、過去と現在がひとつになってゆく。日々の暮らしによぎる記憶と希望を綴った、著者初のエッセイ集。

目次

左利き
黒いうわっぱり
一行アキ
改行なし
歩け歩け
逃げろ逃げろ
一九七二年のラジカセ
舞台袖
玉手箱
十二時三十四分〔ほか〕

著作者プロフィール

吉田篤弘

( よしだ・あつひろ )

1962年東京生まれ。主な著作に『つむじ風食堂の夜』『針がとぶ Goodbye Porkpie Hat』『百鼠』『空ばかり見ていた』『78ナナハチ』『小さな男*静かな声』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『圏外へ』『パロール・ジュレと紙屑の都』『水晶萬年筆』『モナ・リザの背中』『電氣ホテル』『ソラシド』『レインコートを着た犬』などがある。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作と装幀の仕事も行なっている。

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