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定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81570-5

Cコード

0095

整理番号

2023/03/09

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

わが子を殺されたある女性は著者に向かってこう言った。「母は死ねない」――でも、本当に? 離婚した母、障害児の母、事件で子供を失った母、血の繋がりを持たない母、「みんな」の母、若くして子供を産んだ母、自ら終わりを選んだ母……様々な人生を歩み続ける母親たちの話を聴きながら、「母」であり「娘」でもある自分自身の声にも耳を傾けてみる。注目のノンフィクション作家が放つ、切なるエッセイ。

目次

母と生の狭間で
ほんとうのさいわい
人生に居座る
子を産む理由
風の中を走る
友ではない友
朝の希望
誰のせいでもない
生まれるかなしみ
海と胎動
ただ家族として
不完全な女たち
母の背中
死を選んだ母
何度でも新しい朝を
その花は散らない
花を踏みにじらないために

著作者プロフィール

河合香織

( かわい・かおり )

河合 香織(かわい・かおり):1974年生まれ。ノンフィクション作家。2004年、障害者の性と愛の問題を取り上げた『セックスボランティア』が話題を呼ぶ。09年、『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』で小学館ノンフィクション大賞、19年に『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』で大宅壮一賞および新潮ドキュメント賞をW受賞。ほか著書に『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』『帰りたくない 少女沖縄連れ去り事件』(『誘拐逃避行――少女沖縄「連れ去り」事件』改題)、『絶望に効くブックカフェ』がある。

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