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定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81830-0

Cコード

0036

整理番号

2010/06/17

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

社会の各分野で叫ばれる反社会的勢力の追放。いっぽうで懸念されるヤクザ社会の不透明化。ほんとうにヤクザは壊滅するのか。暴力団排除というスローガンのもとで進行する様々な法規制と厳罰化の動き。不純なものを排除する清潔な社会は果たして理想の社会なのか。格差社会・高齢化の波はヤクザ社会にどう影響をあたえているのか。ヤクザ取材の最前線から知られざる姿を報告する。

目次

第1章 正義と利権
第2章 ヤクザ社会の行方
第3章 格差社会とやくざ
第4章 ヤクザ対策はなぜ効かないのか
第5章 ヤクザに人権はあるのか
第6章 やくざコミック規制
終章 歴史のなかから―やくざと地域社会
日本の暴対法とアメリRICO法との比較表

著作者プロフィール

猪野健治

( いの・けんじ )

1933年滋賀県生まれ。新聞・雑誌の記者・編集者などを経て、フリージャーナリストとして活躍中。その間、日本ジャーナリスト専門学校専任講師・評議員を務め後進の育成にもあたった。やくざ、右翼、総会屋などをテーマにした分野においては先駆者的な存在であるとともに、いまも第一線で取材・執筆をつづけている。主な著書に『やくざと日本人』『三代目山口組』『やくざ外伝 柳川組二代目』『侠客の条件』『日本の右翼』(以上、ちくま文庫)、『山口組永続進化論』(だいわ文庫)などがある。

宮崎学

( みやざき・まなぶ )

1945年京都生まれ。父は京都のヤクザ初代寺村組親分。早稲田大学中退。在学中は日本共産党系の学生運動に参加、対立する新左翼諸党派との武力衝突を最先頭で指揮。その後、実家の稼業である建築解体業や雑誌記者などをへて、1996年、自伝的作品『突破者』でデビュー。主な著書に『ヤクザと日本』(ちくま新書)、『近代ヤクザ肯定論』『暴力団追放を疑え』(以上、ちくま文庫)、共著書に『「暴力団壊滅」論』(筑摩書房)などがある。

山田英生

( やまだ・ひでお)

1968年生まれ。内外タイムス、アサヒ芸能記者などを経て、現在では、書籍、コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わる。編書に『原水爆漫画コレクション全4巻』などがある。共著書に『「暴力団」壊滅論』(「やくざコミック規制」などを分担執筆)がある。

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