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単行本

さいごの色街 飛田

取材拒否の街に挑んだ12年 衝撃のノンフィクション!

遊郭の名残りをとどめる大阪・飛田。社会のあらゆる矛盾を飲み込む貪欲で多面的な街に、なぜ人々は生きるのか? 長期取材をもとにした迫真のノンフィクション。

定価

2,200

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81831-7

Cコード

0095

整理番号

2011/10/20

判型

四六判

ページ数

304

解説

内容紹介

遊廓の名残りをとどめる、大阪・飛田。社会のあらゆる矛盾をのみ込む貪欲で多面的なこの街に、人はなぜ引き寄せられるのか!取材拒否の街に挑んだ12年、衝撃のノンフィクション。

目次

第1章 飛田に行きましたか
第2章 飛田を歩く
第3章 飛田のはじまり
第4章 住めば天国、出たら地獄―戦後の飛田
第5章 飛田に生きる
第6章 飛田で働く人たち

著作者プロフィール

井上理津子

( いのうえ・りつこ )

井上 理津子(いのうえ・りつこ):ノンフィクションライター。1955年奈良県生まれ。タウン誌記者を経てフリーに。主な著書に『さいごの色街 飛田』『葬送の仕事師たち』『親を送る』『葬送のお仕事』『医療現場は地獄の戦場だった!』『師弟百景』など多数。人物ルポや食、性、死など人々の生活に密着したことをテーマにした作品が多い。

この本への感想

平成24年2月7日TBSラジオにて解説者が色々説明に日本の文化に感動しこの本の購入がしたくなりました  

福勝

さん
update: 2012/02/08
はじめまして。
年の瀬でミナミをブラブラしている最中に御本を見つけ、正月三が日で拝読させて頂きました。
私は34歳の独身サラリーマン、はじめて飛田に連れられていったときの衝撃を思い返し、飛田の歴史~現状にいたるまで、興味深く内容を熟読致しました。「悪」でもなく、「正義」でもない、すべてを飲み込むような領域に住まう人たちの人間模様は、ただ日常をたんたんと生きている私には想像ができないものですが、やはり「必要な街」なんだ、と思ってしまいます。完全にオトコ目線と言われればそれまでなんですが・・・

今までこのような社会のグレーゾーンにクサビを打ち込む本と出合えなかったので、少し感動を覚えました。キレイごとばかりがはびこる現代社会の中で、人間の本性が暴き立つ領域、それが飛田の魅力の一つなのかもしれませんね。フェミニストの人が聞いたら激怒するようなものですが。

独身貴族34

さん
update: 2012/01/03

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