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単行本

ルポ 自助2020-

——頼りにならないこの国で

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81858-4

Cコード

0036

整理番号

2022/01/31

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

2020年、全世界的にコロナによって混乱をきたした。日本ではこの間、さまざまな対策が練られてきたようにみえるが、実際はそれぞれの場所や施設に困難を押し付けたままにするようなことが度々あった。クラスターが発生した高齢者施設、閉店を余儀なくされた夜の店、コロナの影響は弱い子供たちにもとても影響を及ぼしていた。そうした厳しい状況をなんとか自力で切り抜けてきた人たちの声を丹念に拾い上げる。記録として残さなければならないルポルタージュ。

目次

第1章 高齢者施設で起きた未知のクラスター―グリーンアルス伊丹
第2章 六本木の女として街を去りたい―クラブ・オーシャン
第3章 保育園児の命を守るための闘い―西寺尾保育園
第4章 虐待下の子供たちを救え―江戸川区児童相談所ほか
第5章 教育という名の支援の場―定時制高校
第6章 音楽の消えた日―live House Rumio
第7章 夜の街と呼ばれて―クラブ・ロマンス
第8章 病児保育の崩壊―大川こども&内科クリニックほか
第9章 予告された自殺の記録―帝京大学溝口病院精神科
第10章 難病の子供たちを救え―国立成育医療研究センターほか

著作者プロフィール

石井光太

( いしい・こうた )

1977年、東京都生まれ。作家。世界の物乞いや障害者を追った『物乞う仏陀』(文春文庫)でデビュー。イスラームの売春や性をテーマにした『神の棄てた裸体』(新潮文庫)、世界最底辺の暮らしを百枚以上の写真とイラストを交えて講義した『絶対貧困』(新潮文庫)、マフィアに体を傷つけられて物乞いをさせられる子供を描いた『レンタルチャイルド』(新潮文庫)、多くのデータや地図をもとにスラムの真実を解説した『ルポ餓死現場で生きる』(ちくま新書)、東日本大震災における釜石市の遺体安置所の極限状態に迫ったルポ『遺体』(新潮社)など著書多数。<br/>ホームページ<br/>http://www.kotaism.com<br/>メールアドレス<br/>postmaster@kotaism.com

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