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単行本

コンスタンティヌス大帝の時代

——衰微する古典世界からキリスト教中

定価

7,150

(10%税込)
ISBN

978-4-480-84714-0

Cコード

1022

整理番号

2003/03/10

判型

A5判

ページ数

548

解説

内容紹介

ローマ帝国はなぜ滅んだか?―ディオクレティアヌス帝からコンスタンティヌス帝にいたる4世紀初めの50年間が、古代ローマの歴史を決めた。栄光の異教的古代世界は衰退し、キリスト教中世への道が着々と準備される。「内的変質」をともなうドラスティックな変化、たった50年に凝縮されるこの変化に、いったいだれが気づいていたというのか。胸躍る文化史の金字塔、本邦初訳。

目次

第1章 三世紀におけるローマ帝国の権力
第2章 ディオクレティアヌス帝―その養子縁組制度と統治
第3章 個々の属州と隣接地帯―西方地域
第4章 個々の属州と隣接地帯―東方地域
第5章 異教世界とその諸神融合
第6章 霊魂不滅とその秘儀―異教の神霊信仰化
第7章 古典古代的生とその文化の老化
第8章 キリスト教徒迫害―コンスタンティヌス帝と帝位権
第9章 コンスタンティヌス帝と教会
第10章 宮廷、行政、そして軍隊―コンスタンティノポリス、ローマ、アテナイ、そしてエルサレム

著作者プロフィール

ヤーコプ・ブルクハルト

( ぶるくはると,やーこぷ )

1818-97年。スイスの美術史家・文化史家。ベルリン大学で、歴史家ランケと美術史家クーグラーに学ぶ。1858年から35年にわたってバーゼル大学教授として歴史学、美術史を講じる。本書の他『コンスタンティヌス大帝の時代』(1853年)、『チチェローネ』(1855年)、『イタリア・ルネサンスの文化』(1860年)、『ギリシア文化史』(1898-1902年)等の著作がある。

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