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単行本

霧のかなたの聖地

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-85374-5

Cコード

0026

整理番号

1987/06/26

判型

四六判

ページ数

248

解説

内容紹介

地図に魅せられて入った北の聖地アイルランド。目前に広がるのはヒースの丘なみと羊の群れ、氷河の造形ドラムリン、ケルト修行僧の教会跡、そしてヨーロッパの古層を生きぬいて来たケルト人たちの優しい笑み…。足にまかせて歩いて書いたアイルランドに捧げる紀行文。

目次

水遊びの子供と廃墟の男―グレンダロホ・上の湖にて
黄金時代の夢のあと―グレンダロホ・廃址の村にて
小雨にけぶるヒースの丘なみ―グレンダロホからラスドラムへ
かくれ里の壮大な廃址―メリフォント修道院跡
円塔・高十字架・教会跡の静寂の交響―モナスターボイスにて
ケルト・アイルランドのハート―タラの丘
先史時代のおぼろなイメージ―ニューグランジの巨石墳墓
氷河の長い長い置きみやげ―テュラモア北方のエスカー・ロングヒル
雨の水郷・ドラムリンの造形―キャヴァン・オウター湖にて
バスは行く、何気なく国境を越えて―ドネゴールへ
歴史の光と影・ドラムリンのゆたかな里―ドネゴール
氷河の刻んだ奇怪な岩山―ベンビュルビン
雨の古蹟・ペチャパイドラムリンの群れ―ロスコモンとストロークスタウン付近
泳ぐドラムリンの大群―ウェストポート散歩
自然の石だたみ・ヒトの石積み―石また石の島・アラン島
小さな州都の休日―エニス散歩
霧の牧場路・復元された貧農の家―キャシェルへ
岩と石の魁偉な廃墟―ロック・オブ・キャシェル
白い空・白い水・白い町―キラニーにて

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