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単行本

母の声、川の匂い

——ある幼時と未生以前をめぐる断想

定価

2,640

(10%税込)
ISBN

978-4-480-85598-5

Cコード

0036

整理番号

2006/01/25

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

灼熱のアフリカのドラムが甦らせた江戸木遣り、姉に長唄をさらう母の声、寡黙な父の後ろ姿…。江戸東京の地下水脈のうちにたどる文化人類学者の自分史。

目次

はじめに―自分史、そして地霊
母の声、川の匂い―ある幼時と未生以前をめぐる断想
下町
風の記憶
すみだ川―梅若幻想を育んだものは何か
終章 父の手紙

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