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単行本

原発のない世界へ

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86073-6

Cコード

0053

整理番号

2011/09/06

判型

四六判

ページ数

192

解説

内容紹介

いま最も信頼される原子力専門家が、今後の原発の危険性、今後取るべき原発廃絶への道筋、放射能汚染下での暮らし方を伝える。なぜ原発をやめるべきか?著者の一貫した姿勢が伝わる。

目次

第1章 放射能汚染下の世界で生きる(原発事故後の世界に生きる―対談・鎌仲ひとみ×小出裕章
放射能汚染下で生きるためのQ&A
原子力行政に一言―国会の政治家たちへ ほか)
第2章 これからの原発の危険性(ついに起きてしまった原発大事故
地震列島に立つ原発
コラム・容認できない社会を変えていくには ほか)
第3章 反原発という生き方(コラム・差別というもの
人形峠の放射能汚染とそれに抗した人々
「反原発」は差別に抵抗すること)

著作者プロフィール

小出裕章

( こいで・ひろあき )

1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。著書に、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社)、『隠される原子力・核の真実』(創史社)、『原発のウソ』(扶桑社新書)ほか多数。

この本への感想

 今まだ収束の目途さえつかぬ取返しのつかない原発事故を前にして、明確な論理と意思をもって反原発を主張し生きてこられた小出さんに、専門家といわれる人たちが連帯の声を大にしないのは、全く理解不能です(山本義隆氏など少数を除き)。日本を再度、死の街とするまで(二つ目の原爆が落とされるまで戦争を止めないように)この事故から学ばないとしたら、私たちは度し難い日本人になるのでは、と経済界、政界の動きを見るにつけ、心底、考えてしまいます。生きとし生けるものを破壊し、山や海を汚し地球をごみ溜に化す核エネルギーに将来をかける悪夢から、もうきっぱりと目を覚ます時では。(小出・山本両氏の対談集を是非企画してください。)

いなかの老人

さん
update: 2011/10/23

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