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単行本

外交官の文章

——もう一つの近代日本比較文化史

定価

3,520

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86119-1

Cコード

0021

整理番号

2020/06/23

判型

四六判

ページ数

464

解説

内容紹介

攘夷・開国から日清・日露の戦役を経て開戦まで。国運を一身に背負い、「言葉による戦争」を最前線で担った人々の記録と回想。

目次

「攘夷」のなかの日本発見―ラザフォード・オールコック『大君の都』
暁窓残燭の下に―栗本鋤雲『匏庵遺稿』他
文学としての幕末外交回想記―田辺太一、福地源一郎、栗本鋤雲
岩倉使節団と日本の近代化―久米邦武編述『特命全権大使米欧回覧実記』
清国外交官の見た明治日本―黄遵憲『日本雑事詩』
幕末洋学から日英同盟締結へ―林董『後は昔の記』
明治外交の危機に立つ―陸奥宗光『蹇蹇録』
日露戦争の暗鬱―小村寿太郎
フランスからの詩人大使―ポール・クローデル
孤立と国際協調―幣原喜重郎
「愛する女が狂ってゆく」―ジョージ・サンソム
大戦前夜の駐英大使―吉田茂と妻雪子

著作者プロフィール

芳賀徹

( はが・とおる )

芳賀 徹(はが・とおる):1931?2020年。東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、日本藝術院会員。プリンストン大学客員研究員、京都造形芸術大学学長、静岡県立美術館館長などを歴任した。主な著書に『絵画の領分──近代日本比較文化史研究』(大佛次郎賞)、『文明としての徳川日本──一六〇三─一八五三年』(恩賜賞・日本芸術院賞)、『外交官の文章──もう一つの近代日本比較文化史』などがある。

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