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単行本

ハプスブルク・スペイン 黒い伝説

——帝国はなぜ憎まれるか

定価

2,860

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86133-7

Cコード

0022

整理番号

2017/01/25

判型

四六判

ページ数

288

解説

内容紹介

1492年、スペイン王国はイスラム勢力からイベリア半島を奪還。同年発見された新大陸からの銀資産を背景に、16世紀スペインは一大世界帝国へのし上がった。カルロス1世とその息子フェリーペ2世によるハプスブルク家の支配で、スペインは黄金時代を迎える。だがその繁栄の裏で、大国の残虐非道ぶりを糾弾する怪文書がヨーロッパ各地を駆け巡る。新大陸での先住民虐殺、異端審?竄フ過酷な拷問、王室内部のスキャンダル…「噂」が次第に「事実」として語られ、「黒い伝説」はスペイン帝国凋落の一因となった―。21世紀の今日にいたるまで、スペ

目次

第1章 黒い伝説前史(アラゴン連合王国の誕生
アラゴンのイタリア進出 ほか)
第2章 スペインとハプスブルク朝(ハプスブルク朝スペインの誕生
ハプスブルク朝のねらい ほか)
第3章 黒い伝説(カルロス1世の二つの顔
フランドル戦争 ほか)
第4章 スペイン人とその歴史(コムネーロスの乱から啓蒙期まで
スペインの衰退 ほか)
第5章 結び

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