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単行本

時間・労働・支配

——マルクス理論の新地平

近代=資本主義への 〈社会理論〉の応答 マルクス理論の、新たなる 古典の誕生

グローバルな経済危機を招来し、絶えざる世界変容を駆動する資本主義=近代。その深層構造を明らかにし、従来のマルクス理論を刷新する〈社会理論〉の金字塔!

定価

6,600

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86722-3

Cコード

0010

整理番号

2012/08/09

判型

A5判

ページ数

688

解説

内容紹介

グローバルな経済危機を招来し、絶えざる世界変容を駆動する資本主義=近代。その深層構造を明らかにし、従来のマルクス理解を刷新する“社会理論”の金字塔。

目次

第1部 伝統的マルクス主義への批判(マルクスの資本主義批判を再考する
伝統的マルクス主義の諸前提
伝統的マルクス主義の限界と“批判理論”の悲観論への転回)
第2部 商品―マルクスによる批判の再構築へ向けて(抽象的労働
抽象的時間
ハーバーマスのマルクス批判)
第3部 資本―マルクスの批判の再構築へ向けて(資本の理論に向かって
労働と時間の弁証法
生産の軌道
結論的考察)

著作者プロフィール

モイシェ・ポストン

( ぽすとん,もいしぇ )

1942年生まれ。シカゴ大学教授(近現代史)。Ph.D(政治学・社会学)。欧米では理論派のマルクス研究者として広くその名を知られ、主著『時間・労働・支配』は本邦初訳。他の著作にPerspective on Global Crisis(Duke Univ Pr)などが、共著にCatastrophe and Meaning(Univ of Chicago Pr)などがある。

白井聡

( しらい・さとし )

白井 聡(しらい・さとし):1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。現在、京都精華大学教員。専門は、政治学、社会思想。おもな著書に、『未完のレーニン――〈力〉の思想を読む』(講談社学術文庫)、『武器としての「資本論」』(東洋経済新報社)、『永続敗戦論――戦後日本の核心』(講談社+α文庫、第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞)、『国体論――菊と星条旗』(集英社新書)などがある。

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