loading...

単行本

ゴダール/映画史 (1)

ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠による、モントリオールでの連続講義。関連作品との対比の下に、自作の製作過程をエピソードを交えつつ自由奔放に語る。

定価

3,520

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87052-0

Cコード

0074

整理番号

1982/08/03

判型

A5判

ページ数

250

解説

内容紹介

「勝手にしやがれ」から「気狂いピエロ」まで。映画史と自分史を独自のやり方でふりかえり、ときには、独特の鋭い皮肉とラジカルな発想によって挑発したりしながら、究極的には、映画というシステムに多くの穴をうがとうとしている。

目次

第一の旅(堕ちた天使(オットー・プレミンジャー)
勝手にしやがれ(ジャン=リュック・ゴダール) ほか)
第二の旅(女優ナナ(ジャン・ルノワール)
裁かるるジャンヌ(カール・テホ・ドライヤー) ほか)
第三の旅(ファウスト(フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ムルナウ)
無頼の谷(フリッツ・ラング) ほか)
第四の旅(サンライズ(フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ムルナウ)
暗黒街の弾痕(フリッツ・ラング) ほか)

著作者プロフィール

ジャン=リュック・ゴダール

( ごだーる,じゃん=りゅっく )

1930年、パリに生まれる。長編映画のデビュー作『勝手にしやがれ』でベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。『気狂いピエロ』『アルファヴィル』等を発表し、「ヌーヴェル・ヴァーグの旗手」として一躍有名になる。本書収録のカナダでの連続講義を契機に、1980年代から『映画史』(Histoire(s)du cinema)製作に取り掛かり、1998年に完成。2000年に日本で劇場公開されたときには大きな話題を呼んだ。

奥村昭夫

( おくむら・てるお )

1943-2011年。東京大学文学部仏文学科卒業。訳書に『気狂いゴダール』『ゴダールの全体像』(以上、三一書房)、『ゴダール全評論・全発言』(全3巻、筑摩書房)がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「単行本」でいま人気の本

いま話題の本