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定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87356-9

Cコード

0095

整理番号

2008/02/25

判型

四六判

ページ数

272

解説

内容紹介

小津映画を俎板に載せる。ファッション、インテリア、雑貨、俳優・女優の顔かたちから仕草や口調まで、映画に溢れる感動の美意識。

目次

1章 ファッション、インテリア(ドンゴロスと女たちのきもの
浦野理一のきもの ほか)
2章 女たち、男たち(おじさまごっこ
紀子のくすぐったさ ほか)
3章 セリフ、しぐさ(いわゆる「原節子風」
きわどい綱渡り ほか)
4章 今見られる小津映画、全三十七本(若き日の小津1 サイレント時代
若き日の小津2 トーキーになってから ほか)

著作者プロフィール

中野翠

( なかの・みどり )

コラムニスト、エッセイスト。早稲田大学政経学部卒業。新聞社でのアルバイト、出版社勤務を経て文筆業へ。社会・事件に関する批評のほか、映画や本、落語に関する文章で知られる。1985年、「サンデー毎日」に連載開始、現在も継続中。週刊文春「シネマチャート」評者の一人でもある。著書に、『中野シネマ』(新潮社)、『この世には二種類の人間がいる』(文藝春秋)、『今夜も落語で眠りたい』(文春新書)、『アメーバのように。私の本棚』『小津ごのみ』(共にちくま文庫)、『ごきげんタコ手帖』『金魚のひらひら』『みずいろメガネ』(共に毎日新聞社)『この世は落語』(筑摩書房)など多数。

この本への感想

PR誌『ちくま』で連載されていた頃から愛読してました。装丁よし、文中のカットよし、楽しく文章もしゃれているしセンスあり。映画好きにはたまりません。

炭谷一彦

さん
update: 2008/08/26
「小津ごのみ」とはなんといい響きだろうか。よくこれだけ細かく記載できたと思う。とくに立ち振る舞い、仕草など小津映画の女性像を浮かびあがらせるのに成功していて、興味がつきない。

野村隆光

さん
update: 2008/08/19
この本は幸運にもプレゼントにあたって読むことになりました。もちろん、それ以前に興味はあったのですが。
小津監督を知ったのも、興味をもって見るようになったのも、小津監督が亡くなってからです。小津監督の動く姿や肉声をリアルタイムで見ていない以上、残された作品が全てですが、今回の中野さんの御本には、「東京物語」など著名な作品しか知らなかった自分に、思いのほか沢山の作品があること、またその作品のおもむきがずいぶんと違ったものであることなどが詳しく書かれていました。挿絵や易しい文章など、中野さんの小津映画への情がすごく感じられました。

phony

さん
update: 2008/04/10

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