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単行本

死にゆく者の礼儀

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87816-8

Cコード

0095

整理番号

2010/03/09

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

老いと看取り。それは、親が命をかけて子に見せてくれる最後の教え。老いを先取りし、よい死のために悔いのない生を送る。それが残される者への礼儀だ。渾身のエッセイ。

目次

第1章 老いを観察する(男女の老いはこうも違う
なぜ年寄りは騙されやすいのか ほか)
第2章 いよいよ介護の老い(その命、誰のもの
一人が寝たきりになると介護は何人必要か ほか)
第3章 死への果てしなき老い(病と闘うか、医療と闘うか
家族が決して味方ではないと知る時 ほか)
第4章 老いを先取り、今に生かす(ついうっかり歳をとらないために
老いは気づいた者勝ち ほか)

著作者プロフィール

遙洋子

( はるか・ようこ )

タレント・作家。大阪生まれ。1986年から8年間、上岡龍太郎氏と組んで司会をした読売テレビ「ときめきタイムリー」から本格的にタレント活動を開始。関西を中心に、テレビ・ラジオ・舞台などで活躍すると同時に、執筆活動も始める。2000年、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(筑摩書房)がベストセラーに。その後の著書に、『介護と恋愛』『美女の不幸』『主婦たちのオーレ』(筑摩書房)『結婚しません。』『いいとこどりの女』(講談社)、『野球は阪神 私は独身』(青春出版社)、『働く女は敵ばかり』『働く女は腕次第』(朝日新聞出版)、『女の敵』(日経BP社)などがある。自らの父の介護体験を基に書いた『介護と恋愛』(ちくま文庫)は2006年、NHKでドラマ化され、遙洋子自ら脚本を執筆。文化庁芸術祭参加作品に選ばれる。豊かな人間観察に裏打ちされた、テンポのいい、奥行きのある文章には定評がある。

この本への感想

一人として同じように老い死ぬわけではないけれど、遥さんのご両親、とくにお母様の老いと死を一つのケースとして娘の立場で観察したこと経験したことを赤裸々に綴っておられる勇気はさすがです。
親を見送ることは自分自身の今後の人生に影響もする。親の死が生き方がその子の人生に多大なる影響を及ぼすものなのだ。自分のため、子どものため、家族のため、後悔しないように人生を生きぬくことが命への礼儀だということに私も賛成です。

とこりん

さん
update: 2013/01/11

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