021

志賀直哉 しが・なおや
目次

或る朝/真鶴/速夫の妹/清兵衛と瓢箪/小僧の神様/赤西蠣太/転生/荒絹/クローディアスの日記/范の犯罪/剃刀/好人物の夫婦/雨蛙/冬の往来/老人/矢島柳堂/城の崎にて/焚火/網走まで/灰色の月/奇人脱哉/自転車/白い線/盲亀浮木/沓掛にて/リズム

解説:村松友視 万華鏡 
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022

宮本常一 みやもと・つねいち
目次

忘れられた日本人より(対馬にて 子供をさがす 女の世間 土佐源氏 梶田富五郎翁)/いそしむ人々より(高野豆腐小屋子に生きる)/海をひらいた人びとより(船の家)/すばらしい食べ方/私のふるさと/御一新のあとさき 抄/愛情は子供と共により(子供の世界 萩の花)

解説:石牟礼道子
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013

幸田露伴 こうだ・ろはん
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太郎坊/貧乏/雁坂越/突貫紀行/観画談/鵞鳥/幻談/雪たたき/蒲生氏郷/野道/望樹記

解説:松山 巌 味露記
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024

開高 健 かいこう・たけし
目次

流亡記/二重壁/声だけの人たち/笑われた/ベトナム戦記より “ベン・キャット砦”の苦悩/戦場の博物誌/まずミミズを釣ること/一匹のサケ/河は呼んでいる

解説:大岡 玲 永遠に幸せになりたかったら
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025

折口信夫 おりくち・しのぶ
目次

海やまのあひだ 抄/春のことぶれ 抄/古代感愛集 抄/近代悲傷集 抄/現代襤褸集 抄/詩 拾遺/死者の書/実川延若讃/日本文章の発想法の起り/「古代研究」追い書き/妣が国へ・常世へ/春来る鬼/地方に居て試みた民俗研究の方法

解説:小松和彦 私にとっての折口信夫
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026

川端康成 かわばた・やすなり
目次

葬式の名人/掌の小説より(有難う 夏の靴 心中 木の上 雨傘 化粧 貧者の恋人)/山の音

解説:須賀敦子 小説のはじまるところ
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027

菊池 寛 きくち・かん
目次

勝負事/三浦右衛門の最後/忠直卿行状記/藤十郎の恋/入れ札/ある抗議書/島原心中/恩讐の彼方に/仇討三態/仇討禁止令/新今昔物語より(弁財天の使 好色成道)/好色物語より(大力物語 女強盗)/屋上の狂人/父帰る/話の屑籠/私の日常道徳

解説:井上ひさし 接続詞「ところが」による菊池寛小伝
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028

梶井基次郎 かじい・もとじろう
目次

檸檬/鼠/栗鼠は籠にはいっている/器楽的幻覚/愛撫/桜の樹の下には/闇の絵巻/交尾/Kの昇天/ある崖上の感情/母親 断片/奎吉/大蒜/夕凪橋の狸/城のある町にて/泥濘/路上/橡の花/過古/雪後/ある心の風景/冬の日/温泉 抄/蒼穹/筧の話/冬の蠅/のんきな患者/手紙より

解説:群ようこ 五感の刺激
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029

夏目漱石 なつめ・そうせき
目次

坊っちゃん/吾輩は猫である 抄/夢十夜/思い出す事など 抄/私の個人主義

解説:奥本大三郎 「亡びるね」
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030

色川武大 いろかわ・たけひろ
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ひとり博打/怪しい来客簿より(空襲のあと 尻の穴から槍が名なしのごんべえ たすけておくれ)/唄えば天国 ジャズソングより(アラビアの唄 フウ? チョイと出ました四人組 プランを変えて)/風と灯とけむりたち/善人ハム/ふくちんれでい/オールドボーイ/男の花道/離婚/喰いたい放題より(練馬の冷やしワンタン 大喰いでなければ)

解説:和田 誠 阿佐田さんと色川さんと
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