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ちくま文庫

シェイクスピア全集 5 リア王

「愛は量れるか?」四大悲劇の最高峰の新訳。時代を超えて人間の存在を照らし出す大活劇。新鮮な解説、詳細な脚注、上演年表付き。 【解説: 河合祥一郎 】

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03305-5

Cコード

0197

整理番号

-10-5

1997/12/04

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

老王リアは退位にあたり、三人の娘に領土を分配する決意を固める。二人の姉は巧みな言葉で父を喜ばせるが、末娘コーディリアの率直な言葉にリアは激怒し、彼女を勘当し二人の姉にすべての権力、財産を譲ってしまう。老王の悲劇はここから始まった。シェイクスピア四大悲劇の最高峰。

著作者プロフィール

シェイクスピア

( しぇいくすぴあ )

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

松岡和子

( まつおか・かずこ )

1942年生まれ。翻訳家・演劇評論家。シェイクスピア全37作品を翻訳。個人訳としては史上3人目。この業績により、2021年、日本翻訳文化賞、菊池寛賞、毎日出版文化賞 朝日賞 小田島雄志・翻訳戯曲 賞を受賞。

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