はじめに
第一章 自分を傷つけずに働ける場所
1 自分の名前で呼ばれて仕事をして、やりがいを感じたかった
2 昔の栄光ばかりが頭の中にあって、売れるための努力ができなかった
3 身体を提供しないと、人とつながれない
4 「人の役に立っている」という感覚を得られる、とても貴重な場所
5 自分の名前で働くために
コラム1 最も忌み嫌われ、最も頼りにされている男たち
第二章 時計と窓のない世界
1 風俗は自分にとっての「原点」です
2 苦しむ必要のない苦しみを味わっていた
3 風俗嬢は医者に向いているかもしれません
4 女性として生きていくために、風俗で働くことを利用しました
5 誰かのためではなく、自分のために生きる
コラム2 「忘れられる権利」と「忘れたくない経験」
第三章 私を支えてくれる人
1 好きになれる何かを見つけたい
2 セカンドキャリアを実現した人は、情報や言葉を残さない
3 自分自身が成長できた場所でした
4 自己肯定感の低さは、パパ活や風俗では回復しない
5 必要なのは、パートナーとの対等な関係
コラム3 不安になっていないと不安!
第四章 誰もが「脱がずに生きる」ことのできる社会とは
1 あえて違う世界で生きていくしかない環境に自分を追い込んだ
2 「性風俗とは何か」という問いに答える
3 境界線と向き合って生きる
おわりに