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ちくま学芸文庫

哲学原理

デカルト形而上学の到達点!

『省察』刊行後、その知の全てが記された本書は、デカルト形而上学の最終形態といえる。第一部の新訳と解題・詳細な解説を付す決定版。

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09208-3

Cコード

0110

整理番号

-6-2

2009/03/10

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

近代哲学の父デカルトが、形而上学・自然学における全ての知を書き記した『哲学原理』。ここでは、『方法序説』で打ち出され『省察』で精錬されたデカルト哲学が、中世スコラ哲学との対峙・対決を通して、ついに完成をみる。後年のスピノザによる講釈や、ニュートンが愛読したことでも名高く、加えて近年では、人間の自由意志への解釈などが展開されている点で新たな注目を集めている必読古典書。この文庫では『哲学原理』第一部(形而上学の部分)を新たに全訳し、最新の研究成果を盛りこんだ訳者注解を完備、第二部以降(物理学・天文学・地学等)

目次

著者の書簡(仏訳序文)
エリザベト王女への献辞
『哲学原理』第一部(本文・解釈・参照)

著作者プロフィール

ルネ・デカルト

( でかると,るね )

1596~1650年。フランス、トゥレーヌ州の法服貴族の家に生まれる。イエズス会系のラフレーシ学院でスコラ哲学や数学を、ポアティエ大学で法学と医学を学ぶ。欧州を転々としながら、科学者たちの知己を得、数学や光学の研究に携わる。1628年以降、オランダに移住。『省察』『哲学原理』などの著作を遺し、近代哲学の基礎を築いた。招聘先のストックホルムにて死去。

山田弘明

( やまだ・ひろあき )

1945年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。西洋近世哲学専攻。現在、名古屋文理大学情報文化学部教授、名古屋大学名誉教授。

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