API Error: too_many_requests

loading...

ちくま学芸文庫

創造的進化

生命の根源にせまる哲学

生命そして宇宙は「エラン・ヴィタル」を起爆力に、自由な変形を重ねて進化してきた――。生命概念を刷新したベルクソン思想の集大成的主著。

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09307-3

Cコード

0110

整理番号

-5-3

2010/09/08

判型

文庫判

ページ数

528

解説

内容紹介

生命は、「生の弾み“エラン・ヴィタル”」を起爆力として、不断の変形を重ねてきた。目的的ではなく、多様な方向に自由な分岐を繰り返す生命の進化の過程―それはわれわれの意識にも通じるものである。時間、意識、身体、記憶―超越論的存在を直観的把握によって解明しようとしてきたベルクソンが、さらに生命の根源へと思索を深める。刊行するや全世界で反響を呼び、生命概念を刷新するとともに、ベルクソンの名を高めることとなった主著。ちくま学芸文庫版オリジナル新訳。

目次

第1章 生命進化について―機械論と合目的性
第2章 生命進化の分岐する諸方向―麻痺、知性、本能
第3章 生命の意義について―自然の秩序と知性の形式
第4章 思考の映画的メカニズムと機械論の錯覚―諸体系の歴史についての手短な考察、実在的な生成と疑似進化論主義

著作者プロフィール

アンリ・ベルクソン

( べるくそん,あんり )

1859─1941年。パリ生まれ。旧来の認識論の限界を超えるべく実証主義の手法を採り入れ、すべてを持続の相の下に捉え直し、直観によってこそ生きた現実が把握されるとする独自の経験論を確立。1900─21年コレージュ・ド・フランス教授。第一次大戦頃より政治的発言や活動も多く、1929年ノーベル文学賞を受賞。主著に本作の他『意識に直接与えられたものについての試論』『物質と記憶』『創造的進化』がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本