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ちくま学芸文庫

幾何学の基礎をなす仮説について

H.ワイルの解説で読み解く リーマン幾何学の構想

相対性理論の着想の源泉となった、リーマンの記念碑的講演。ヘルマン・ワイルの格調高い序文・解説とミンコフスキーの論文「空間と時間」を収録。

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09583-1

Cコード

0141

整理番号

-7-1

2013/11/06

判型

文庫判

ページ数

144

解説

内容紹介

一般相対性理論の概念的基礎であることが判明して再び脚光をあびたリーマン幾何学は、1854年の本書収録講演に始まる。この講演にガウスは珍しく高い評価を与えたという。すでに平行線公準の否定に始まるロバチェフスキーやボヤイの非ユークリッド幾何学はあったが、リーマンは、幾何学といいながら図形からでなく、位置を表すn個の変数の組や曲線の長さから新しい幾何学を組み立てた。数式をほとんど用いない哲学的な講義内容を、ワイルがていねいに数式展開しながら注釈。また序文でも本講演の意義を、理論物理学における遠隔作用から接近作用への潮流になぞらえ熱く語っている。ミンコフスキーの論文「空間と時間」併収。解説 H.ワイル

目次

幾何学の基礎をなす仮説について(リーマン)(「n重に拡がったもの」という概念
n次元多様体に可能な量的関係
空間への応用)
空間と時間(ミンコフスキー)

著作者プロフィール

ベルンハルト・リーマン

( りーまん,べるんはると )

1826-1866年。解析学、幾何学、数論などの分野で先駆的な業績を上げ、20世紀の数学に多大な影響を与えた数学者。ゲッティンゲン大学でガウスのもと、複素解析の基礎づけと多様体概念を導入したリーマン幾何学を確立。数論では「リーマン予想」が未解決問題としてよく知られている。

菅原正巳

( すがわら・まさみ )

1917-2011年。東京帝国大学理学部卒業。名古屋帝国大学助教授、統計数理研究所所員、国立防災科学技術センター所長などを歴任。水文学において、河川流量の時系列を予測するための「タンクモデル」の提唱者。著書に『流出解析法』(共立出版)などがある。

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