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ちくま文庫

フラナリー・オコナー全短篇 下

深い衝撃とふしぎな開放感。

短篇の名手、F・オコナーの個人訳による全短篇。死後刊行の第二短篇集『すべて上昇するものは一点に集まる』と年譜、文庫版あとがきを収録。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42592-8

Cコード

0197

整理番号

-28-3

2009/04/08

判型

文庫判

ページ数

448

解説

内容紹介

フラナリー・オコナーは20代半ばから亡くなるまで、アメリカ南部の農園で母とともに暮らした。難病と戦いながらも、午前中の数時間を必ず執筆にあ?トた。南部の人々を多く描いたが、その目は全世界を見捉えていた。O・ヘンリー賞を生涯で4度受賞し、短篇の名手と賞賛される。下巻は、死後刊行の短篇集『すべて上昇するものは一点に集まる』と後期作品2点、年譜、訳者あとがきを収録。

目次

すべて上昇するものは一点に集まる
グリーンリーフ
森の景色
長引く悪寒
家庭のやすらぎ
障害者優先
啓示
パーカーの背中
よみがえりの日
パートリッジ祭
なにゆえ国々は騒ぎ立つ

著作者プロフィール

フラナリー・オコナー

( おこなー,ふらなりー )

(1925-1964)アメリカの作家。アメリカ南部ジョージア州で育つ。O・ヘンリー賞を4回受賞し、短篇の名手として知られる。短篇集に『善人はなかなかいない』(1955年)、『すべて上昇するものは一点に集まる』(1965年)、長編小説に『賢い血』(1952年)、『激しく攻むる者はこれを奪う』(1960年)、エッセイ集『秘義と習俗』(1969年)、書簡集『存在することの習慣』(1979年)など。

横山貞子

( よこやま・さだこ )

1931年生まれ。京都精華大学名誉教授。著書に『日用品としての芸術』『老い、時のかさなり』、訳書にディネセン『アフリカの日々』など。

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