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ちくまプリマー新書

はじめての哲学的思考

誰もが納得できるような考えに到達するための、力強いさまざまな思考法に満ちている哲学。その思考法のエッセンスを、初学者にも理解できるよう伝える。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68981-8

Cコード

0210

整理番号

276

2017/04/05

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

なぜ人を殺してはならないの?生きる意味とは何だろう?人生の問いから社会の難問まで力強く「解き明かす」哲学の考え方を知ろう。

目次

第1部 哲学ってなんだ?(哲学は役に立つ
宗教とは何がちがうの?
科学とは何がちがうの?
科学とは何がちがうの?(続))
第2部 哲学的思考の奥義(「一般化のワナ」に注意しよう―哲学的思考、その前に1
「問い方のマジック」にひっかからない―哲学的思考、その前に2
相手をいい負かすための議論術―でも、それはとてもむなしい
ここから思考をはじめよう―帰謬法を封じ込める
世界は欲望の色を帯びている
信念の対立をどう乗り越えるか
生きづらさを乗り越える
今すぐ使える哲学的思考(1)“事実”から“?すべし”を導かない
今すぐ使える哲学的思考(2)“命令”の思想ではなく、“条件解明”の思考
今すぐ使える哲学的思考(3)思考実験にご用心)
第3部 哲学対話と本質観取(哲学対話をはじめよう
本質観取をやってみよう―「恋」とは何か?
哲学的思考はシンプルであれ)

著作者プロフィール

苫野一徳

( とまの・いっとく )

1980年生まれ。哲学者・教育学者。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。熊本大学准教授。著書に、『子どもの頃から哲学者-世界一おもしろい、哲学を使った「絶望からの脱出」!』(大和書房)『「自由」はいかに可能か』(NHKブックス)『教育の力』(講談社現代新書)『勉強するのは何のため?』(日本評論社)『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)など。

この本への感想

哲学ってそういうことだったのかーって、初めてわかりました。著者も言っているように、長年かかって得たものを840円で教えてもらって申し訳ないくらいです。読み返しながら実践したいです。

ふくちゃん

さん
update: 2017/07/15

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