API Error: too_many_requests

loading...

シリーズ・全集

渡邊二郎著作集10 芸術と美

<呼ぶこと>の 存在論的美的研究

日本の哲学研究をリードし続けた偉大な哲学者の緻密な考究と真摯な思索の集成。『芸術の哲学』『美と詩の哲学』他を収録。存在と美をめぐる晩年の思索。解題・円谷裕二

定価

8,800

(10%税込)
ISBN

978-4-480-75270-3

Cコード

0310

整理番号

2011/02/15

判型

A5判

ページ数

672

解説

内容紹介

“呼ぶこと”の存在論的美学研究、『芸術の哲学』『美と詩の哲学』。“美”は“呼びかけるもの”である―存在と美をめぐる晩年の思索。

目次

1 芸術の哲学(芸術における虚構と真実
アリストテレスの『詩学』 ほか)
2 美と詩の哲学(美について(美の根本問題に向けて
美の問題性とプラトン ほか)
ロマン主義的詩情について(ドイツ・ロマン主義の位置
ドイツ・ロマン主義成立の背景 ほか))
3 芸術と生(シェリングの芸術哲学
ショーペンハウアーの芸術論 ほか)

著作者プロフィール

渡邊二郎

( わたなべ・じろう )

昭和6-平成20年。東京大学文学部哲学科卒業。同大学文学博士。東京大学文学部教授、放送大学教授等を歴任。実存主義、解釈学、フッサール、ハイデッガー等について著書多数。訳書にフッサール『イデーンⅠ-1・2』、『イデーンⅢ』、ハイデッガー『存在と時間』(共訳)等がある。『渡邊二郎著作集』全12巻(筑摩書房)が刊行されている。

久保陽一

( くぼ・よういち)

1943年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。現在、駒澤大学教授。文学博士。専門はドイツ観念論。著書に『生と認識 超越論的観念論の展開』(知泉書館)、『ヘーゲル論理学の基底』(創文社)、『初期ヘーゲル哲学研究』(東京大学出版会)など、訳書にヘーゲル『信仰と知』(公論社)などがある。

榊原哲也

( さかきばら・てつや)

1958年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(哲学研究室)。現象学・解釈学・実存哲学に関する歴史的・体系的研究を行っている。また、看護やケア一般に関する質的研究法の一つである「現象学的アプローチ」から「ケアの現象学」を立ち上げる試みも行っている。主著に『フッサール現象学の生成――方法の成立と展開』(東京大学出版会、2009年)がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「シリーズ・全集」でいま人気の本

いま話題の本