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ちくま文庫

愛についてのデッサン

——野呂邦暢作品集

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43749-5

Cコード

0193

整理番号

-16-1

2021/06/10

判型

文庫判

ページ数

416

解説

内容紹介

2010年頃から再評価の兆しを見せ始めた夭折の芥川賞作家・野呂邦暢の省察作品を数編集めた作品集。古書店の主人が主人公の長編小説「愛についてのデッサン」を筆頭に収録予定。その他、短編中編を2~3編収録した作品集。
古書収集家としての一面も見せた氏の古本にまつわる写真を収録。2015年に私家版として刊行され話題となった『野呂邦暢 古本屋写真集』より70年代に本人が古書店を回り撮影した貴重な写真を収録する

著作者プロフィール

野呂邦暢

( のろ・くにのぶ )

1937年長崎市生まれ。戦時中に諌早市に疎開、長崎被爆のため戦後も同市に住む。長崎県立諫早高校卒業後上京するもほどなく帰郷、1957年陸上自衛隊に入隊。翌年除隊し、諌早に戻り家庭教師をしながら文学をこころざす。1965年「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作入選。1974年自衛隊体験をベースにした「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。1976年、初めての歴史小説「諌早菖蒲日記」発表。1980年に急逝する。著書に『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)、『野呂邦暢小説集成』(文遊社)、『白桃』(みすず書房)などがある。

岡崎武志

( おかざき・たけし )

岡崎 武志(おかざき・たけし):1957年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、高校の国語講師を経て上京。出版社勤務の後、フリーライターとなる。書評を中心に各紙誌に執筆。「文庫王」「均一小僧」「神保町ライター」などの異名でも知られる。『女子の古本屋』『古本で見る昭和の生活』(筑摩書房)、『これからはソファーに寝ころんで』(春陽堂書店)、『人と会う力』(新講社)、『読書の腕前』『蔵書の苦しみ』 (光文社)、『古本道入門』(中公文庫)、『憧れの住む東京へ』(本の雑誌社)など多数。

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