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筑摩選書

恋愛少女マンガ全史

——ラブコメと若者文化の変遷を探る

自立を目指す女たちの 知恵とロマンに満ちた 名作の数々を徹底解読

ラブコメという王道にこそ、少女マンガの魅力が詰まっている。恋愛少女マンガの変遷を追い、若者の目から見た戦後日本社会の夢と現実の亀裂を明らかにする。

定価

2,200

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01846-5

Cコード

0379

整理番号

0328

2026/04/15

判型

四六判

ページ数

336

解説

内容紹介

マンガにおける男女の恋愛解禁に始まり、歴史ロマンとしての恋愛物、ロマンチック・コメディからおとめちっくマンガ、そして自立する女性の恋愛へ――恋愛少女マンガの変遷は、戦後日本の若者の歩みそのものだった。ラブコメという少女マンガの王道に焦点を当て、少女マンガが表現してきた生活や気持ちの揺れの細部に注目。少女マンガ家ならではの感性を読み解いて、その恋愛観や女性像、若者たちの価値観の移り変わり、さらには戦後日本社会における夢と現実の亀裂を明らかにする。

目次

第1章 ラブストーリー解禁にむけて――ドラマ性、美しさ、そしてかわいらしさ
第2章 大ロマンからロマンチック・コメディへ
第3章 ラブコメは何を描いたか――西谷祥子・忠津陽子
第4章 「女の一生」を描くラブコメ、メロドラマ――大和和紀・一条ゆかり・里中満智子
第5章 恋愛と欲望をめぐるラディカルな探求――大島弓子・山岸凉子
第6章 多様化する恋愛――おとめちっくのそのまま、不良の刹那、優等生の憂鬱
第7章 バブル期という恋の終わり――岡崎京子を中心に
終 章 それでも少女マンガは恋をする

著作者プロフィール

長山靖生

( ながやま・やすお )

長山 靖生(ながやま・やすお):1962年生まれ。評論家。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。世相や風俗、サブカルチャーから歴史、思想に至るまで、幅広い著述活動を展開する。著書『SF少女マンガ全史』(筑摩選書、星雲賞)、『日本SF精神史』(河出書房新社、日本SF大賞・星雲賞・日本推理作家協会賞)、『偽史冒険世界』(筑摩書房、大衆文学研究賞)、『モダニズム・ミステリの時代』(河出書房新社、本格ミステリ大賞)、『帝国化する日本』(ちくま新書)、『日本回帰と文化人』(筑摩選書)、『萩尾望都がいる』(光文社新書)など多数。

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